初めての方へ
恥ずかしい検査や痛みを伴う検査はありません。初めての診察はほとんどが検尿と超音波検査だけです。尿のトラブルは遠慮なく相談ください。
女性に多い泌尿器科疾患 Ⅰ 膀胱炎
女性に圧倒的に多い病気はなんといっても膀胱炎です。
女性の半分の方が一生で一度はかかる病気と言われるくらい、よく見かける病気です。再発する方も多いですが、ちょっとした生活習慣の改善で予防も可能です。
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主な症状
- トイレに頻繁に行きたくなる
- 排尿時に痛む
- 尿が濁る
- 残尿感がある
- 尿に血が混じる
- どれか当てはまるときは?
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膀胱炎をまず考えます。問診と検尿だけで殆ど診断がつき、抗菌薬を3~5日間内服しいただければほとんどの方が改善します。ただ必ず最後まで内服してください。症状が改善したといって途中で内服を中断すると症状がぶり返したり、内服薬が効きにくくなる時があります。また治癒しているか確認するために1週間から10日くらいで来院していただくことも必要です。
ただ治療途中に38℃を超える発熱、倦怠感を自覚された時には必ず診察に来てください。膀胱炎から腎盂腎炎に悪化していることがあり、その際は抗菌薬の点滴が必要になります。
女性の患者様へ
女性に多い泌尿器科疾患 Ⅱ 尿もれ(尿失禁)
次に多い病気は尿もれ(尿失禁)です。40歳以上の女性の4割を超える方が悩んでいます。尿もれシートなどで様子をみるのではなく泌尿器科にご相談ください。
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主な症状
このようなI,IIのような症状のある女性はまず泌尿器科に相談ください。症状の改善を目指して治療し、女性の生活の質(QOL)の改善に役立ててください。